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 <最近の活動状況>  
☆神戸大学の「金融研究会」で発表を行いました(2014年11月)

 「決済システムの国際的な進化−時点ネット決済システムから流動性節約機能付きRTGSシステムへ−」というテーマで報告をしました。

 かつては、フリードマン、ハイエク、ルーカスなども報告したことがあるという、大変に由緒がある研究会に呼んで頂き、光栄です。

 なお、この日、神戸大学では、学園祭でした。
 学生は、どこも元気がいいです。
 
☆金融審議会のスタディ・グループで発表を行いました(2014年10月)

 金融審議会の「決済業務等の高度化に関するスタディ・グループ」(第3回)において、
「資金決済面での課題−リテール決済の高度化に向けて−」というテーマで報告を行いました。

 1.国際標準化への対応
 2.金融EDI対応
 3.国際的なリンクの構築
 4.ケータイ番号による送金
 5.決済時限のマルチサイクル化
 6.ガバナンスの見直し

 の6点について話をしました。
 委員の方からも、たくさんの意見や反響を頂きました。

 詳しくは、以下のサイトから。
 
 

 

☆ボストンでのSibosに参加してきました(2014年10月)

 9月29日から10月2日までの4日間、ボストンで開催された「Sibos」に参加してきました。

 今回も、収穫多数でした。
 

☆『キンザイ』に拙稿が掲載されました(2014年7月)

 「週刊金融財政事情」の7月21日号に、拙稿が載りました。

 「小口資金決済に世界的な変化の波」というテーマで、

  1)即時振込の24時間365時間化の動き、

  2)各国の小口決済システム(ACH)を国際的にリンクして、国際送金を安価で効率的に行おうとする動き、

  3)ケータイ番号による送金を可能にする「モバイル決済」に向けた動き、

  の3つを取り上げました。

 今回は、「クロスボーダー決済」の特集の巻頭論文として取り上げて頂きました。

 こうした論考が、わが国における決済システムの改革に少しでもインパクトを与えることを希望しています。
 

 ☆『金融読本(第29版)』が出版されました(2014年3月)

 金融読本の3年ぶりの改訂です。
 今回で、なんと第29版になります。今回も、島村高嘉氏との共著です。

 初版からの累計では、42万部のロングセラーになります。

 今回は、前半の章(第1章〜第8章)を全面的に見直して、かなり大幅に書き直しました。

 金融政策の部分では、「非伝統的な金融政策」を書き込んだほか、テイラー・ルールなど「ルールと裁量」を書き加えました。 また、欧米中央便行の金融政策の枠組みを追加しました。

 また、プルーデンス政策について、金融機関のリスクをまとめたうえで、「不良債権の問題点」を追加しました。

 なお従来、第14章を充てていた金融経済理論については、マクロ経済学の発展・複雑化が著しいため、本版では、思い切って削除しました。

 このところ、金融を巡る動きは、目まぐるしいものものがあり、改訂を行うにあたっては、見直す部分が多くて大変です。

 「最も多くの大学で採用されている金融論の教科書」です。
 

☆中島ゼミ自慢(2014年1月)

 「麗澤マガジン」の2014年1月号に「中島真志ゼミ自慢」が掲載されました。

 4年ゼミ幹事の三須翔太君が、ゼミの活動内容などについてまとめてくれました。

 いい感じに仕上がっています。

 こういうゼミ生活を送りたい学生は、是非、中島ゼミへどうぞ。

 詳しくは、ここから。

 
『金融ジャーナル』の8月号に、論文が掲載されました(2013年8月)

 タイトルは、「手形交換の電子化が急務」となっています。

 本稿では、まず、金融市場インフラの中核である決済システムのBCP(業務継続計画)について述べています。
 日銀ネットや全銀システムでは、バックアップセンターの整備や「市場レベルBCP」の整備、「BCPウェブサイト」の設置などの対策を進めています。

 こうした中で、対策が遅れているのが、全国に分散している「手形交換所」です。
 東日本大震災が発生した際にも、被災地域では、多くの手形交換所が長期間にわたって休業し、企業間の資金決済に支障が出ています。

 こうした対策として本稿では、「手形交換の電子化」(チェック・トランケーション)を提言しています。
 電子手形交換は、海外では広く用いられており、実は、依然として紙ベースで手形交換を行っているのは、日本くらいになっています。最近では、中国やインドでも電子手形交換が導入されており、日本は、こうした新興国にも立ち遅れた状態となっています。
 
 詳しくは、ここから。


 

 

 
(決済システムに関する最新のニュース:詳しくは決済システム・ニュースのコーナーで:ここからyajirusi
 ☆BISの決済システム委員会(CPSS)が名称を変更(2014年9月)    

☆T2Sへの移行計画が修正(2013年4月)

☆T2Sへの移行計画が明らかに(2012年12月)
☆欧州の23のCSDがT2S協定に調印(2012年7月)
 

決済と決済システム
決済とは  「資金等の受渡しを行うことにより債権・債務関係を解消すること」です。より平易に言うと、「代金を支払って、取引関係を終了させること」であり、商品の売買などのあらゆる経済活動は、最終的に必ず決済を必要とします。
決済システムとは  銀行間の資金移動、決済を円滑に行う仕組みのことであり、中央銀行、金融機関などが中心となって決済システムを形成しています。決済システムは、資金を経済全体に安全かつ円滑に流していくという重要な役割を担っており、経済全体を支える社会的インフラです。

 <主要著作>  
 
書 名  単著・共著
(発行年) 
ウェブサイト  表紙 
 『決済システムのすべて』(第3版)  共著(2013年)  ウェブサイト  
 『証券決済システムのすべて』(第2版)  共著(2008年)  ウェブサイト  
 『SWIFTのすべて』  単著(2009年)  ウェブサイト  
 『Payment System Technologies and Functions』  単著(2011年)  ウェブサイト  
 『金融読本』(第29版)  共著(2014年)  ウェブサイト  
 『入門 企業金融論』  単著(2015年)<予定>    
       
 
<出版関連>

 
『決済システムのすべて』(第3版)が増刷されました(2014年7月)

 全面改訂版の出版から、1年で、1,000部の増刷となります。

 ここまで、順調に売れているようです。

 関係者からの評判もよく、うれしいです。

 お手元に置いて頂いている方に感謝です!

 
 

 
『決済システムのすべて』(第3版)が出版されました(2013年3月)

 『決済システムのすべて』の全面改訂版です。
 本書は、決済実務に携わる関係者の間では、第1版の出版(2000年)以来、10年以上にわたって必読の書として広く読まれているようです。

 それだけに、第2版の出版(2005年)からかなりの年月が経過し、決済システムにもさまざまな変化が生じる中で、全面改訂を求める声が多くの方から寄せられていました。
 今回の全面改訂は、こうした要望に応えるものです。

 この8年間に、決済システムは、各国で大きな変化を遂げており、各国についての各論部分(米国、欧州、日本、CLS銀行など)は、全面的に書き直しとなっています(改訂というより、書下ろしです)。

 決済システムに関心のある方は、是非、手に取ってみてください。
 きっとお役に立つものと思います。

 欧州のTARGET2やSEPAプロジェクト、英国のファスター・ペイメント、IPFAのACH間リンク、わが国の日銀ネットの次世代RTGSや第6次全銀など、新しい動きを盛り込んでいます。 
 

 
『SWIFTのすべて』が増刷されました(2014年1月)

 これで、第5刷です。
 500部の増刷で、累計6,000部となります。

 引き続き、マーケット関係者にSWIFTへの関心を持って頂いていることはうれしいことです。

 米国NSAによるSWIFTのデータ・タッピング問題や、それに対するデータ・プロテクション問題などがあり、
また、SWIFTが新たに「KYCレジストリー」という新しいサービスを始めたりということで、SWIFTには引き続き、
注目が集まっているものと思われます。

  
 

 
『証券決済システムのすべて(第2版)』が増刷になりました(2013年8月)

 これで、第5刷です。
 1,000部の増刷で、累計8,000部となります。
 
 「専門書でこの数字はすごいですね!」と編集者が驚いています。

 国債の決済期間の短縮化(T+1化)に関する最終報告書が出たところなので、また関心が高まっているのかもしれません。

 

 
 <日本銀行における決済関連部局の推移>
1990年5月  日本銀行、決済システム課(信用機構室内)を新設 
 2005年7月  日本銀行、決済機構局を新設
 15年をかけて、決済システムを担当する「課」が「局」になった訳である。
 

 

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